県警は１４日、交通死亡事故が毎年多発する１１、１２月に県民に交通安全意識の向上を呼びかけようと、「紅葉期の交通事故防止キャンペーン」をスタートさせた期間は１２月１０日までで、高齢者を対象にした交通安全教室の開催や取り締まりの強化などを計画している
初日の１４日は、鳥取市のとりぎん文化会館小ホールで「県交通安全県民大会」（県交通対策協議会主催）が開かれた交通事故犠牲者に参加者で黙とうをささげた後、「県民一丸となって交通事故のない安全で安心な県の実現を目指す」などとする大会決議を採択し、閉幕した
同会館１階スペースでは、自転車シミュレーション体験＝写真▽白バイの展示▽反射材の販売－－を実施自転車シミュレーションの参加者は、時速１２キロ以上のスピードを出さないことや一時停止線ではきちんと止まることなどを指導員から細かく助言されながら、街中での正しい自転車の運転に挑戦していた
県警によると、今年の交通事故による死亡者数は１３日現在で２３人昨年同期比２人増と増加傾向にある例年、１１、１２月の死亡事故が薄暗くなる午後４～６時の時間帯に発生し、歩行中や自転車乗車中の高齢者が被害者となる事故が多いことから、県警などは反射材用品の活用、前照灯の早めの点灯などを広く呼びかけることにしている 伸びのあるパワーボイスが世界でも評価されているシンガー・ソングライター、渡辺真知子がデビュー３５周年記念アルバム「腕の中のスマイル」を発表した新曲やセルフカバーのほかデュエット、クラシック…とバラエティーに富んだ１枚「お世話になったすべての人たちに捧げたい」と渡辺は話す
思い入れの深いのは、自身初のデュエットソングとなるタイトル曲「腕の中のスマイル」実は、今年５月に亡くなった尾崎紀世彦と歌うはずだった
数年前、共通の知人宅に集まったとき、興に乗った尾崎がギターを持って歌い始めた「『真知子、ハモれよ』と言われ、『デュエット曲を作るから一緒に歌ってくれる？』と聞いたら…」と渡辺少し考えた後、尾崎はボソッと「スマイル、だな」渡辺が「何のこと？」と聞き返すと、「デュエット曲のタイトルだよ」と答えたという
だが、楽曲が完成するころにはすでに尾崎は体調を崩しており、デュエットは実現しなかった「この曲をお蔵入りさせたくない」悩んでいたところにスターダスト・レビューの根本要からライブへの招待状が届く「あ、根本さんがいるじゃない」と思い立った渡辺は譜面と音源を渡してデュエットを依頼根本は快諾してくれたという
「尾崎さんをイメージして作った詞を根本さん向けに書き換えました男女の愛だけでなく、２人の子供も加えた家族愛の歌です」
アルバムは、「かもめが翔んだ日」「ブルー」などのセルフカバーのほか、オーケストラをバックにしての「展覧会の絵」などクラシック、さらに山口百恵の「横須賀ストーリー」のラテンアレンジ…と盛りだくさんの内容となっている
来年１月２５日には、大阪・西梅田のビルボードライブ大阪（（電）０６・６３４２・７７２２）で、アルバム中心のライブを開く交通事故犠牲者に参加者で黙とうをささげた後、「県民一丸となって交通事故のない安全で安心な県の実現を目指す」などとする大会決議を採択し、閉幕した
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