テレビ朝日が4月から6月までの四半期で、開局以来初となる視聴率4冠（全日＝6～24時、ゴールデン＝19～22時、プライム＝19～23時、プライム2＝23～25時）を達成常連である日本テレビやフジテレビを押しのけての快挙である
テレビ朝日の躍進ぶりに目を見張るものがある一方、『楽しくなければテレビじゃない』と謳い、テレビ界を長らくリードしてきたフジテレビの凋落ぶりも見逃せない
昨年は7年ぶりに、視聴率三冠王（全日、ゴールデン、プライム）を日本テレビに奪われ、今年はこのまま行けば、年間3位になってもおかしくないなぜ、このような状況に陥っているのか？ テレビ関係者が語る
「『テレビ欄が一番端になったから』という噂を本気で信じる人もいるほどですが、それは関係ないでしょうハッキリ言って、制作陣の質が低下しているのです
これはどこの局も同じ傾向にありますが、制作に関わる社員が少ないそれに加えて、テレビ界と関係ない業界から入社し、鍛え上げられていない中途社員が突然制作に入ってきて、いきなり偉い立場になるケースも目立ちますADから順を踏んで昇格した人は面白くないだろうし、プロデューサーを任された中途社員だって、ある意味被害者ですよ
フジテレビの制作といえば、いまだに『101回目のプロポーズ』『東京ラブストーリー』を担当した大多亮氏や『SMAP×SMAP』を立ち上げた荒井昭博氏といった、かつての名前の待望論が沸き上がるそれではダメもっと新しい人材を育てないといけないでも、局に育てようとする意思があるのか疑問」
フジテレビの勢いのある頃は、ちょっとしたテレビ通であれば、上記のような制作陣の名前を挙げることができただが、最近では新しいクリエイターを耳にすることはほとんどないと言っていいだろうフジテレビは、再び活気を取り戻すことができるか中国と北朝鮮が14日、北京で北朝鮮の経済特区・黄金坪と羅先地区の共同開発に向けた3回目の開発合作連合指導委員会会議を開催した
中国からは陳徳銘・商務相、北朝鮮からは張成沢（チャン・ソンテク）国防委員会副委員長がそれぞれ首席代表として出席した
共同開発は2010年5月に金正日（キム・ジョンイル）総書記が訪中した際に合意その後2回にわたる会議を行っているが進展はなく、今回の会議は共同開発事業を促進する狙いがある
張副委員長は同事業の北朝鮮側最高責任者で、今回の会議で突破口を見いだすとの意志が強いとされる会議には北朝鮮の外資誘致担当の李光根（リ・グァングン）朝鮮合営投資委員長も出席したという
北京の消息筋は、「中朝首脳間の合意から2年余りが経ったが事業は進まず、北朝鮮は焦っているだろう今回の会議で合意規定や投資計画などと関連し、進展する可能性もある」と予想した
しかし、共同開発をめぐっては中朝間の隔たりは大きく、接点を見いだすのは容易ではないとみられる
中国は東北3省（遼寧、吉林、黒龍江）の物流問題を解決するため、羅先地区の開発に積極的な立場を示している一方、黄金坪開発には消極的に対応してきた
これに対し、北朝鮮は外資誘致や地理的な面でメリットの大きい黄金坪開発に力を入れている羅先地区の場合は、中国の東北3省の物流通過基地に転落する可能性が大きいと懸念している
そのため、北朝鮮は羅先地区と黄金坪開発をパッケージとして提示したが、中国は企業の投資は企業に任せるべきだとの立場を示してきた
ただ、張副委員長の訪中が持つ特殊性を考慮した場合、中国が政治的選択する可能性もあるとみられている一方、『楽しくなければテレビじゃない』と謳い、テレビ界を長らくリードしてきたフジテレビの凋落ぶりも見逃せない
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