厚生科学審議会の予防接種部会は14日に会合を開き、長期にわたる疾患などを理由に、定期予防接種の対象年齢の間に接種を受けられなかった場合でも、接種が可能になってから2年以内なら、定期接種として受けられるようにすることを了承した厚生労働省では、対象疾患を網羅できるようリストアップした上で、政令改正などの手続きを進める方針だ
定期接種に位置付けられているすべてのワクチンが対象で、定期接種化が実現すれば、ヒブ、小児用肺炎球菌、子宮頸がん予防ワクチンも対象になる
ただ、薬事法に基づく添付文書で上限年齢が設定されている不活化ポリオ、ジフテリア、百日ぜき、破傷風の4種混合ワクチンは15歳未満、小児用肺炎球菌ワクチンは10歳未満で接種を受けなければならないさらに、医学的な理由から、結核は4歳未満、ヒブワクチンは10歳未満を上限とする
厚労省によると、対象となるすべてのワクチンの接種を終えるには1年2か月ほどかかるという
■3ワクチンの対象年齢は予算事業と同様
この日の部会ではまた、予算事業として接種への公費助成が行われているヒブ、小児用肺炎球菌、子宮頸がん予防の3種類のワクチンが定期接種になった場合の対象年齢を、現行の予算事業と同様にすることを決めた
具体的には、ヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンの対象年齢は生後2か月以上60か月(5歳)未満で、標準的な接種期間は生後2か月以上7か月未満子宮頸がん予防ワクチンは、対象が小学6年から高校1年に相当する年齢の女子で、標準的な接種年齢は中学1年とする
厚労省では、3ワクチンを来年度から定期接種の対象に追加するよう、予防接種法の改正を目指している本展は、作者が長く撮りためてきたものを「構造物」としてまとめたものである
被写体は水力発電導水管、高圧送電鉄塔、砂防堰堤、果樹防虫ネット、農業用モノレールの軌道、ダム、そして橋梁、定置網等々――作者に美しいもの、なにかしら人の営みの健気さのようなものを感じさせた風景である
作者は、これらの写真を見ていると、ずいぶん前のことでも、わくわくしながら撮ったその時の気持ちや、その頃の自分の日々までが鮮やかに甦るというモノクロ43点
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